入れ歯・義歯
歯を失うのは悲しいことですが、
一度失ってしまった歯が元に戻ることはありません。
歯が無いと食べ物が噛めないだけでなく、
うまく話せなかったりいろいろな問題がでてきます。
また、入れ歯には残っている歯と
歯茎を守る役割もあります。
入れ歯と上手につきあって楽しい食生活を送りましょう。
入れ歯が出来るまで
患者様の今の状態、今の入れ歯のご不満点をお聞きして、
より良い入れ歯ができるよう制作する
歯科技工士とともに治療を進めていきます。
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①歯ぐきの型をとり、
模型を作ります。 -
②咬合床を作ります
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③噛み合わせを決めます
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④入れ歯の設計
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⑤試作の入れ歯を製作します
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⑥試作の入れ歯の試適
(適合を確認) -
⑦最終完成品の
入れ歯の装着 -
⑧最終調整
入れ歯をご利用の方へ
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入れ歯をはめる前に
入れ歯をはめる時は一度濡らしてください。
初めて入れ歯を使い始める時は、鏡を見ながらはめたりはずしたりの練習をするようにしましょう。 -
大切なのは慣れと練習です
初めての入れ歯は唾液が出やすくなったり、
話しにくかったり、熱や味に鈍感になったりしますが、
数日でだんだん慣れてきます。
始めは柔らかい物や小さい物をゆっくり
噛むようにしてください。
強い力で噛むので歯茎が傷つくことがあります。
痛みなどがある場合はご来院ください。 -
入れ歯を破損しないように
気をつけましょう自分で調節しないでください。
入れ歯が合わないと思ったら医師にご相談ください。
硬いものの上に落としたり、
熱湯や火に近づけないようにしてください。 -
寝るときの入れ歯の保管
寝る時は入れ歯を外し乾燥による変形を防ぐ為に
洗浄液にいれておいてください。
就寝中に入れ歯を外すことで歯茎やあごを休ませ、
誤飲の防止にもなります。 -
定期検診を受けましょう
歯茎が痩せたり、口腔内の環境の変化で
入れ歯が合わなくなることがあります。
違和感を感じたら我慢せずにご来院ください。
異常を感じなくても3ヵ月〜6ヵ月に1回は
検診を受けるようにしましょう。
定期的なメンテナンスで、残っている歯を守り、
入れ歯を長持ちさせることができます。